「やりたいこと」を作る
「頭のゴミを捨てれば一瞬で脳が目覚める」という本を読んだのですが、僕の中で非常に参考になった部分があるので紹介したいと思います。
概要
主な内容をまとめると
・嫌なことをやめて好きなことだけをすれば生産性が上がる
・言葉が人を作るので常にポジティブ思考で
・他人を幸福とすることで自分も幸福になる
というようなことが書いてあります。
好きなことをやろう、思考は現実になる、幸福学と他の本でも書いてあるような内容だったのですが、一つだけ新たな気付きとなるようなことが書いてありました。
それは「やりたいこと」の見つけ方です。
やりたいことがわからない
僕は今やりたいことが見つかっていません。正確には仕事とするほどやりたいことが見つかっていないので、日々何を仕事とするのが正解なのだろうかと考えながら生きています。
もともと、「やりたいこと」というのは生まれ持った気質や興味であり、僕の中に隠し持っているものと思っていました。
多くの本もこのような観点で書かれていると思います。埋もれた才能を見つけようという「ストレングス・ファインダー」は代表的なものですね。
しかし、この本では高い臨場感を経験することで価値観を変化していくと述べています。
つまり、高い臨場感の経験を積み重ねることによって「やりたいこと」ができてくるというのです。
自分の中で完結する幸せは大脳辺縁系の扁桃体が活発になり、他者を幸せにすることで前頭前野眼窩内側部が活発になります。そして、前頭前野眼窩内側部が活発になったほうが大きな幸せを感じることができます。
なので、高い臨場感というのは他者を幸せにすることで得られることができます。
これを積み重ねて行くことで、他者を幸せにすることが「やりたいこと」になるというのです。
つまり、自分のやりたいと思っていることや、得意なことで人を幸せにしていくことで
自分の本当に「やりたいこと」を作り出せるということです。
これは今まで僕が考えていた「やりたいこと」は自分の中に隠れていて、いつか見つかるだろうという考えから一変し
「やりたいこと」を作っていこうという能動的な考えに変わることができました。
能動的なアクションで自分を変えられるという気付きは大きく、今までなんとなく不安に思っていた部分がクリアになった気がしました。(行動をしなければ何も変わりませんが)
やりたいことがまだ見つかっていない人には是非読んでほしい一冊になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。